歯周病と全身の関係⑤誤嚥性肺炎

2019年8月18日 8月号その2

『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』とは、歯周病などによって歯を失い、噛む力や噛み合わせに問題が生じることが一因となる『肺炎』です。

『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』は、食べ物や飲み物、だ液などが誤って気管や気管支内に入ることで、肺に細菌が慢性的に流れ込み生じる肺炎で、食事中だけではなく、就寝中にもだ液が気管に入り込むため自覚症状がない方も多いのが特徴です。

また、高齢者の肺炎の75%は、『誤嚥(ごえん)』に関連していることも言われています。

歯は、一本一本に役割があるため、一本でも失った場合には、適切な治療を受け、噛み合わせや咀嚼(そしゃく)、飲み込むなどのお口の機能を守ることが『誤嚥性肺炎』の予防に繋がります。

また、毎日の歯磨きで、フロスや歯間ブラシを使用した口腔ケアや、定期的に歯科医院でお口のメンテナンスを受けることが、お口の中の細菌を減らすことになります。

正しい口腔機能をいつまでも守り続けることや、お口の中の細菌を減らすことが全身健康を守ることにつながります。

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ひろきデンタルクリニック

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