10個のチョコレートを食べるとしても、1時間に1個ずつ食べるよりも、短時間に10個を食べてしまう方がむし歯になるリスクは低いと言われています。
通常、お口の中は「中性」で、むし歯のリスクは低い環境になっていますが、食べ物を口の中に入れると「酸性」になり、むし歯のリスクが高い状態になります。
むし歯を予防するためには、食事と食事の間隔をしっかりとることで、お口の中を「中性」に戻すことが大切です。
継続的に間食し、常にお口の中が酸性の状態が続いてしまうとむし歯のリスクが高くなり、間食がお菓子など糖分の高いものであれば、さらにむし歯のリスクが上がってしまいます。
スポーツドリンクなど糖分が多く含まれている清涼飲料水は、ついつい長い時間をかけて飲み続けることがあるため、特に注意が必要です。
食事やおやつの時間をしっかり決め、規則正しい食生活を送ることが、むし歯の予防につながります。
2025年5月号vol.86
規則正しい食生活でむし歯予防
2025.5.7
