昨年、11月30日(土)12月1日(日)の2日間に渡って札幌で開催されたセミナーに、当院スタッフと参加してきました。
セミナーは、歯科医師ではなく、糖尿病専門医として愛媛県で「にしだわたる糖尿病内科」の院長を務める西田先生を講師に迎え行われました。
近年、お口の健康と全身健康には深い関わりがあることが、世界中で注目を集めており、医科と歯科による医療連携が重要になっています。セミナーでは、歯周病と糖尿病の関係だけでなく、妊婦さんやアルツハイマーへの影響について最新の学びを得ることができました。
歯周病の予防や改善のためには、お口の中を常に衛生的な状態にすることが重要になり、毎日の正しい歯磨きや定期メンテナンスのほか、しっかり噛んで食べる習慣も大切です。
また、歯周病などによって歯が失われて入れ歯を使用する場合も、しっかり適した入れ歯にすることが、糖尿病リスクを軽減することができます。1年に4回以上の歯科定期メンテナンスを受診することが、健康なお口を守ることに繋がり、その結果として全身の健康を守ることにも繋がります。