糖尿病または糖尿病の予備軍とされている日本人は、2,000万人以上と言われており、2000年前後の10年間で約1.5倍と上昇を続けています。
糖尿病になると、血糖値を体の力で下げることが難しくなります。
血糖値を下げるインスリンは、すい臓で作られますが、すい臓への大きな負担が長期的に続くことで、インスリンを産生する機能が失われていきます。
一度失われたすい臓の機能が戻ることはないため、糖尿病予防を意識した生活が大切になります。
糖尿病を予防するためには、規則正しい生活と適度な運動習慣、正しい食習慣を心がけましょう。
糖尿病予防のための食習慣というと、糖分摂取を控えるという印象を持たれる方も多くいますが、すい臓に負担をかけにくい食事も大切です。
日本人のすい臓は欧米人に比べ弱く、肉類や乳製品は大きな負担となってしまいます。
お菓子屋ジュースなど余分な糖分はできるだけ減らし、間食や夜食を控えて、すい臓を休ませることも大切です。
野菜や魚を中心とした腹八分目の日本人らしい食習慣が、糖尿病予防に繋がります。