赤ちゃんの歯(乳歯)は、個人差はありますが、おおよそ4~6ヶ月頃に下の前歯から生え始めます。
先月号でお伝えした乳歯が生える前の習慣と同じように、乳歯が生えてからは、歯磨きの練習を始めることが大切です。
まずは、子供が自分で歯ブラシを持ち、お父さんやお母さんと同じような歯磨きの動きをマネすることから始めることで、歯磨き習慣を身につけています。
歌やリズムに合わせながら楽しい雰囲気づくりを心がけるのも良いでしょう。
また、1日1回以上は、お父さんやお母さんによる仕上げ磨きも大切で、特に夜は必ず仕上げ磨きをしてあげてください。
仕上げ磨きでは、むし歯になりやすい上の歯の裏側や奥歯に注意しながら、鉛筆持ちで歯ブラシを握り、力を入れずに細かく磨くと効果的です。
お口の健康の基礎は、3歳頃までにつくられるので将来の健康につながる歯磨き習慣を大切にしてください。