7月10日(土)11日(日)は、日本トップクラスの歯科医師勉強会グループ SJCD が主宰する年間コースセミナーの第3回目に参加しました。
この年間コース1回目については、ひろき通信6月号でお伝えしておりますが、口腔の総合的診査・診断や治療計画について学び、
2回目は、歯周病概念や歯周病の外科治療について学びました。
今回は、咬合器という人の噛み合わせを再現できる機器を使用して、咬合(噛み合わせ)理論とともに咬合臨床について新たな知識と技術を得ることができました。
噛み合わせに問題があると、顎の痛みだけでなく、特定の歯に過度の力がかかることで歯が痛くなることもあり、その状態が長期間続くことで歯や歯の根が割れてしまう場合もあります。
むし歯や歯周病のように細菌が原因となって歯を失うことが注目されますが、噛み合わせのように口腔内の力のバランスを整えることも、歯科医療では欠かせない分野となります。
当院では、治療だけでなく、噛み合わせに注意が必要な方については、定期メンテナンスの際などに噛み合わせのチェックも行なっています。