先月号のひろき通信(1月号vol.58)では、歯を失う原因第1位の歯周病についてお伝えしました。
今月号では、歯を失う原因第2位のむし歯についてお伝えします。
むし歯は、初期の段階であればむし歯菌の部分を軽く削るだけで治療を終えることができます。
むし歯が進行すると、むし歯菌は歯の内部で拡大し、やがて歯の神経まで感染してしまいます。
この時、痛みを感じることがありますが、むし歯の進行と共に痛みも感じなくなってしまいます。
神経が感染することで痛みは感じなくなりますが、その後もむし歯菌は歯の内部を壊し続けていきます。
むし歯の治療は、むし歯菌に侵食された部分を削り取るため、大きなむし歯の場合、歯を大きく削ることになり歯の寿命は短くなってしまいます。