8月18日(日)は、日本口腔顔面痛学会による「口腔顔面痛(こうくうがんめんつう)セミナー」が北海道大学で開催され参加しました。
「口腔顔面痛」という言葉は聞き慣れない方も多いと思います。
「口腔顔面痛」とは、歯に原因はないのに歯が痛む感覚がある症状で、この場合は歯の治療を繰り返しても改善することはありません。
口腔顔面痛の主な原因は、歯ぎしりや食いしばりによって、お口の周りにある噛む筋肉に影響を与えてしまうことによるものです。
歯に近いお口の周りの筋肉が痛むことで、歯が痛いような錯覚を起こしてしまう場合が多くあります。
口腔顔面痛は、むし歯など歯に問題はないので、歯の治療や歯を抜いても、その痛みが改善されることはありません。
今回のセミナーでは、噛む筋肉である咀嚼筋(そしゃくきん)と歯痛の関連性や、口腔顔面痛の診療の流れなどを学ぶことが出来ました。
当院では、来院された患者様が抱える問題の原因をしっかり解決するための歯科治療をお届けいたします。