銀歯などの詰め物が取れた、むし歯もないのに歯にヒビが入ったなどの経験はないでしょうか?
その原因は、「TCH」による場合があります。
TCHとは、上下の歯を無意識に接触させる癖のことで『歯牙接触癖』とも言われます。
日本人の約25%が持っていると言われているTCHには、どのような問題があるのでしょう?
人は上下の歯を軽く接触させるだけで、歯の神経を圧迫してしまうため、知覚過敏症・歯周病の悪化・歯の痛み・歯がグラグラするなど様々な症状を引き起こす要因になる場合があります。
当院でも、むし歯は無いのに歯が痛いという症状の方が来院されますが、そのようなケースではTCHが原因のときもあります。
肩こりや頭痛の原因にもなるTCHは、意識をもって歯と歯がなるべく接触しないように心がけることが大切です。
唇を閉じ、上下の歯は当てずに、舌は上顎の粘膜に触れ、鼻で呼吸する状態が理想的です。
気になる方は、当院スタッフまでお気軽にご質問下さい。