7月7日は、七夕ですね。
幼稚園(保育園)や学校、おうちなどで、願い事を書いた短冊を飾るお子様も多いのではないでしょうか?
七夕は、1年に1度だけ織姫と彦星が巡り合う日ですが、7月7日と8月7日に行う地域があるのはなぜでしょう。
七夕の神話は、奈良時代に中国から日本に渡ってきました。
当時は、月の満ち欠けで暦を策定したもので、一年が約354日の旧暦でした。
そのため、現在の暦の7月7日と旧暦の7月7日ではズレが生まれ、現在の8月20日頃が旧暦の7月7日に当たると言われています。
つまり、8月の七夕は、旧暦を元に行っていることになります。
北海道では、一般的に8月7日に七夕をしている地域が多く、そのほかには、東北三大祭りにあげられる仙台七夕祭りもあります。
また、岩手や秋田など東北エリアや、東京や埼玉の一部など全国には、8月に七夕を行う地域が多く存在しています。
7月と8月のどちらも正しい一年に一度の七夕です。
皆さんも、願いを込めて短冊を飾り、星にお願いしてみてはいかがでしょうか。