日常生活を送るなかで、自分や話し相手の口臭が気になったという経験はないでしょうか?
口臭調査では、214人の男女(20~60代)の口臭を測定器で計測した結果、13.1%の人に「ニオイを感じる」レベルが確認できたというデータもあります。
また、口臭を気にしている人の割合では、15~24歳で7.6%、25~34歳で10.1%、35~44歳で17.7%、45~54歳で20.7%と年齢が高くなるにしたがって増加し、それ以降の年齢では減少しています。
一般的に、口臭のある人は年齢と比例して多くなる傾向がありますが、その要因の一つに歯周病があげられます。
歯周病は、お口の中の汚れが原因でプラークという細菌のかたまりが誕生し、歯ぐきに炎症を引き起こす病気です。
プラークによって分解されたタンパク質から発生するガスが口臭の原因となります。
口臭の原因となるのは歯周病だけではなく、緊張やストレス、加齢などのお口の乾燥による場合もあります。
唾液の量が低下することで、お口が乾燥し口臭につながります。
2025年2月号vol.83
さまざまな口臭の原因
2025.2.10
