1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から今年で30年を迎えました。
近年では、毎年のように地震や台風など、大きな自然災害の被害を受けていますが、皆さんは、もし災害に遭ったときの準備はどのくらいしているでしょうか?
皆さんのご自宅には、防災グッズは置いてありますか?
防災グッズの中には、飲料水や食料のほか、簡易トイレ、携帯ラジオ、救急セット、軍手などが基本装備として推奨されています。
しかし、災害に遭い避難所などで生活すると、口腔ケアができないストレスを感じる方も多いようです。
避難所では、ただでさえ大きなストレスを抱えた生活になる上に、口腔ケアができないことで、むし歯や歯周病が悪化したり、高齢者ではお口の中の汚れが増加することで、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうケースも増加します。
万が一に備える意味でも、日頃からお口の健康を保つことが大切ですが、防災グッズの中には、歯ブラシや歯磨き剤、水がないときにも対応できるようにデンタルリンス(洗口液)も用意しておくことも大切です。
2025年3月号vol.84
いざという時に備える口腔ケアグッズ
2025.3.10
